
美しく光る玉と、人々の身も心をも癒す豊かな湯。これら二つの恵みは、けして人の手で作りだすことはできません。それを生み出す山の神に感謝し、更なる恵みを祈る心を込めたのが「願い石」です。玉作湯神社のお杜の横にこの石はそっと祀られ、下からはご神水が湧き出ています。その滴る音は人の心を癒すかのように静寂な境内に響いています。心を穏やかに、丸くやさしい形のこの石にそっと触れて願えば、大地の中から溢れる不思議なパワーをいただけるはず。そんな力の感じられるスポットです。


この石は、はるか昔…村人が信仰する玉作神の御神体のそばに大切に祭祀奉られていました。人々はそのまぁるい石に触れ、不思議な力のご利益をいただいたり、お願いごとをしたり、時にはまがたまや丸玉を奉納し「玉の神」として大切にお奉りしていたそうです。昭和の遷宮の時に、境内に湧く御神水とこのまぁるい石を『人々が触れ親しみやすいように』と玉作湯神社本殿の横に移し、温泉の神・御神水と一緒に現在の場所にお祀りしたのがこの願い石なのです。

玉造温泉オリジナルお守り、叶い石もあります。詳しくはこちらをご覧ください。
玉造温泉街のはずれにあり、境内は凛とした雰囲気です。祭神は玉作りの神「櫛明玉命」、国造りと温泉療法の神であり大国主命の別名である「大名持命」、温泉発見と守護の神「少名彦命」の三柱。玉作神と湯神の二元信仰に基づきます。全国各地の歴史ある名湯のそばには「湯神社」が存在します。玉造温泉が古代より今日までこんこんと湧き続ける豊富な湯量を誇っているのも、この玉作湯神社のおかげなのでしょう。また、神社境内は玉作の遺跡であり、神社に伝わる数々の宝物は重要文化財に指定されています。